どぼるざーくとゆく、高分子シミュレーション

lammpsやOCTAなどの高分子シミュレーターについて四苦八苦しながら学んでいくブログです。Twitterアカウント@lammps_octa

【lammps】シミュレーション結果を可視化してみよう!

はじめに

今回は前回の記事で作成した出力ファイルを可視化する方法を考えてみましょう!

 

ソフトの紹介

原子構造を可視化する方法は2つあります!

①atomeye

lammpsで排出されたファイルをそのまま可視化することができるソフトでぬるんぬるんに動きます。

(※今回はうまく環境設定ができなかったので飛ばします・・・また今度)

 

②OVITO

同様にlammpsで排出されたファイルをそのまま可視化することができるソフトで、UIがしっかりとしています。

以下のページからインストールすることができます。多くのOS向けに作られているので自分の環境に合ったバージョンを選びます。

https://www.ovito.org/

 

使い方(OVITO)

①OVITOを起動する

こんな感じ。ここんところターミナルしか扱ってないのでUIの優しさが身に沁みますね♡

f:id:toal_peg_simu:20200102213026p:plain

②.cfgeファイルをウインドウにドラッグする

こんな感じです。まじで便利。UI最高。

これは一番最初の粒子の配置です。こんな感じだったんですね。

f:id:toal_peg_simu:20200102213149p:plain

③粒子の色を指定する

粒子の色や粒径を設定しましょう。右の場所でInputのParticle typesでをクリックすると色と粒径が変えられます。

f:id:toal_peg_simu:20200102213552p:plain

 

④画像の保存先を指定する

鉛筆マークの右のボタンを押すとレタリングの設定になります。single frameにするとある瞬間のスナップショットになります。animationにすると連番で写真が作成されます。

f:id:toal_peg_simu:20200102214002p:plain

⑤画像を排出する

 save fileでchooseボタンを押して画像の保存先を指定できる。指定したらRender Active Viewpointを押すと排出が始まります。

ファイルの形式を変えれば動画も出せます!!

 

さいごに

いかがでしたか?前回のシミュレーションでどんな感じになっていたのか分かってもらえたでしょうか(笑)

次回は解析ファイルの解説をしていきたいと思います!!